50代女性向け雑誌が続々創刊

以前、3/7に気になる雑誌たちで、「ジジイになるな。Zになれ!」のキャッチが強烈な雑誌「Z(ジー)」(55歳以上の男性対象)についてエントリーしましたが、実は、50代女性向け雑誌もいつのまにか続々創刊しているとのことです。
3/7に創刊した女性誌3誌、小学館AneCan」(ターゲットover25歳)、集英社marisol(マリソル)」(ターゲット35-45歳)、世界文化社「GRACE(グレース)」(ターゲット40歳代)は、アラウンド30〜40代をターゲットとしたものでしたが、今度は50代の女性をターゲットということで、既存誌とどう差をつけていくのでしょうか。
(ちなみに、marisolとGRACEが登場したとき、個人的にはVeryやSTORYとかぶる感じでピンと来ないなぁ・・・と感じました。)
"50代女性向け"宣言する雑誌が続々創刊

集英社は、50代女性向けの雑誌「エクラ」を9月に創刊すると発表した。4月2日には、「創刊宣言号」と題して、準備号を発売している。

内容は、イタリアの旅特集、ファッション、ビューティーと女性誌の定番記事で構成。40代向け雑誌とどう違うのか。まだまだ50代女性の嗜好をつかみきれていない感じだ。これから創刊まで、50代女性をどうとらえて作り上げてくるか、興味深いところ。
このほかにも、「50代女性」をターゲットにした雑誌が最近目に付きだした。いかにも“様子見”という感じで4月20日号の増刊として登場したのは、「クロワッサン プレミアム」(マガジンハウス)。

同じく4月20日に創刊されたのが、「ウェルエイジウーマン」。

・・・ということで、ラインナップは3誌。

。「クロワッサン プレミアム」も「ウェルエイジウーマン」も、堂々と50代を宣言している。「クロワッサン プレミアム」のキャッチフレーズは“読むと、50代がもっと美しくなる新雑誌”で、表紙には大小「50代」の文字が4つも躍っている。「ウェルエイジウーマン」の方は“大人の女はよくばり”。やはり、表紙に50代の文字が見える。
一方、「エクラ」はスマートだが、読者対象は「40代後半から50代の女性」と歯切れが悪い。「50代」と断言することに、まだ躊躇する部分があるのだろう。

・・・ということで、これからの動向に要チェック!