「地球に最も似た惑星」が発見される

太陽系外に、地球と同様の表面温度をもち、液体としての水が存在する可能性があり、地球と同じように恒星の周りを公転している惑星が発見されたそうです。地球外生命の存在の可能性があるかもしれないそうで。ロマンですね・・・。
「最も地球に似た惑星」欧州の天文台発見 表面に岩や海/asahi.com

平均温度は0〜40度で、生命の誕生に不可欠な液体の水が存在できる。表面は地球のように岩や海で覆われているとみられるという。
この惑星は、てんびん座の方角の、地球から20.5光年離れた場所にある。直径は地球の1.5倍、重さは5倍ほどで、これまでに見つかった太陽系外惑星で最も小さい。太陽より小さな恒星(赤色矮星(わいせい))を、13日間の周期で回っている。
惑星と赤色矮星との距離は、地球と太陽との距離の14分の1しかないが、赤色矮星の温度が太陽よりずっと低いため、水が液体で存在できる適温が保たれている。

地球に最も似た惑星発見 生命存在の可能性も/47NEWS

表面は、生命をはぐくむのに不可欠な液体の水が存在し得る温度とみられ、チームは「地球外生命を探査する重要な候補地になる」としている。
この惑星は、地球からてんびん座の方向に20・5光年離れており、恒星の一種である赤色矮星「Gliese581」の周囲を回っている。直径は地球の約1・5倍、質量は約5倍と、これまでに発見された太陽系外惑星の中で最も小さいとみられる。
赤色矮星からの距離は、太陽−地球間の約14分の1と近いが、赤色矮星は太陽より温度が低いため、惑星表面の平均温度は零度から40度の間とみられるという。水の存在は未確認だが、チームは「岩石か海洋に覆われているはずだ」としている。

太陽系外に新惑星ー生命体存在する可能性も/IBTimes

今回新しく発見された惑星は「581c」と名付けられており、今回の地球と同様の温度を持つ惑星の発見によって、今後さらに太陽系外の惑星系の観測が盛んに行なわれる事が期待される。「581c」が地球のように陸地を有するのか、氷および水で覆われているのかは明らかではない。もし仮に地球のように陸地をもつとすれば、大きさは地球の1.5倍、氷や水に覆われているとすれば、さらに大きい惑星であることが考えられるという。また地球の5倍の重量を有し、重力は地球の1.6倍であるという。表面温度は摂氏0度〜40度(華氏32度〜104度)の間であると予測されている。
理論上、「581c」は大気を有していなければならないが、大気の存在も観測では未だ明らかではない。もし大気圏の厚さが厚すぎると、地表面の温度があまりに高温になり、生命体が生息できない可能性もあるという。
(略)
今回発見された新惑星は、地球と同様の温度を持つ他、理論上豊富な水分を保有している可能性があるという。地球からは20.5光年離れた場所にあり、北半球からは夜間に天秤座の近くに望遠鏡で観測されるという。