お金と地位とパートナー

若い女性の収入、男性抜く 介護分野などで賃金上向き :日本経済新聞
単身世帯を対象にした総務省の2009年の調査によると、30歳未満の女性の可処分所得は月21万8100円と男性を2600円上回り、初めて逆転した。

この記事をみて、ちょっと昔のことを思い出したので、つれづれに書いてみる。


昔、某外資系コンサル会社に友達とか知り合いがわりといて(いわゆる友達の友達は・・・方式的な、雪だるまっぽい感じのつながりです)、いつも、1対1で会うというより、何人か誘い合ってご飯食べに行ったり飲みに行ったりしたのだけど、その中の1人で、一度会ったことがある(2〜3回くらいもしかしたら会ってたかも)、中国系のイケメンくんは、なかなかに強烈な男の子だった。

たしか、香港で生まれてカナダで育って大学はアメリカ、働いてるのは日本、しかも日本語はほぼネイティブのように流暢な子だったんだけど。

「ボクは面食いだ。僕は学歴も悪くないし、顔もイイし、だから、美人としか付き合わないことにしている。」

初対面で2言、3言しかまだ話してないうちに出てきたこのセリフに、苦笑いするしかなかったんだけど、まあ、友達の友達だから、あまり場の雰囲気を悪くするのもいかんな〜と思って、「へー、そうなんだー(ニコニコ)」「そんなに美人さんと付き合えてるんだー。いいねー(ニコニコ)」と、適当に相槌を打って、適当に聞き流していた。

で、更に彼が言っていたのが、

「ボクは、今まで努力してきて、今、今までのステイタスより更にステップアップした*1。だから、今後は、今まで程度の美人ではダメであって、今の自分にふさわしい、より美人な女の子と付き合うつもり」

という内容で、(確か彼は5〜6才位下だったから、お互い異性を意識するって感じじゃなく接してたのもあって、他の女の子になら言わないような話を正直ベースでペロッと言ってしまったのか、そうでないのかよく分からんのですが)当時の私は、話を聞きながら、

「これを堂々と誰かに話すメンタリティがすごいというか、日本人とはやっぱ違うなー・・・でも、中国人だけどほとんどカナダ育ちだっていってたし、大学はアメリカって言ってたし、かれのメンタリティは一体どこに根ざしているんだ〜?」

という、今となっては全くどうでもイイことで頭一杯になってたりした訳です。


何がいいたいかって言うと、彼以上に強烈に断言する人は今も昔もいなくって、ある意味爽快なくらいなんですけど、お金と地位とパートナーの美しさは、比例すべきものと考える男性って、コンサバなタイプの中には割りと多いと当時感じていたんですが、これが男女逆転したら強烈だよなーと思った訳です。


「私は、お金も地位もあるから、今までよりイケメンとじゃないと!」
うーん。書いてみたら性差関係なく感じ悪いだけで、何も面白くなかった。


他はどうでもいいからとにかく好みのタイプのイケメンが好き!な広末さんは、一貫しててすごいよね〜という話で、この話は終わりにします。

*1:要するに某外資系コンサルに入ってエリートになって高収入になったことを言っている