関大も関学も英語表記だとKWANSAIとKWANSEI
Twitterで、また面白い話を聞いたので。
@woodsmith | 関大も関学も英語表記だとKWANSAIとKWANSEIなんだよな | link |
@love_chocolate | @woodsmith え?KANSAIとKANSEIじゃないの?? | link |
@love_chocolate | @woodsmith 関西大学はKANSAIって書いてあるよhttp://www.kansai-u.ac.jp/index.html | link |
@woodsmith | @love_chocolate いや野球部のユニフォームはKWAなんですよ。伝統で | link |
@woodsmith | 関大一高とかの奴になんで「KWANSAI」やねん!と突っ込むのはお約束だった。 | link |
@love_chocolate | @woodsmith まじすか?なんでだろうね | link |
えー?なんでー?
由来話大好きっ子の私は、さっそくgoogle先生にお伺いを立てたよ!
関学が設立されたのは1889年。明治22年の日本では、東京を「とうけい」というように漢音読みにすることが多かったようです。ですから当時は「関西」も「かんせい」と読んでおり、関学の校名もそのままの読み方でつけられました。
(略)
ちなみに発音は「くわんせい」となり、関学の英文表記も「KWANSEI GAKUIN」となります。
おお。ホントだ。「KWANSEI GAKUIN」だよ!!歴史的かな遣い(旧かな遣い)の名残りなんだね。知らなかった。
参考までに。
ようおん[えう―] 1 【▼拗音】
日本語の音節のうち、「キャ」「シュ」「チョ」「クヮ」のように二字の仮名で書き表すもの。例えば、カ [ka] の子音と母音の間に、半母音 [j]が入ってキャ [kja] となり、半母音 [w] が入ってクヮ [kwa]となるの類。本来の日本語の音節にはなく、漢字音をとり入れたために生じたもの。ヤ・ユ・ヨを添えて表す開拗音と、ワ(ヰ・ヱ)を添えて表す合拗音との二種類がある。現代仮名遣いでは、前者は、イ段の仮名に小文字の「や」「ゆ」「よ」を添えて書く(「きゃ」「しゅ」「ちょ」など)が、後者は特にこれを表記することはしない。もっとも、歴史的仮名遣いでは、「く」「ぐ」に「わ」を添えて書く(「くゎ」「ぐゎ」の類)。
ちなみに、立教大学硬式野球部も「RIKKIO」って書いてあるそうですね。立教の場合は、「RIKKIO」って表記が、野球部だけでなく体育会に広く使われているみたいですね。どこが使っててどこが使ってないか確認し切れませんがw
他の大学にも、旧かな遣いの名残り表記を使っているところってあるのかな。
ちなみに、旧かな遣いの話とは関係ないけど、色々見ているうちに気づいたんだけど、習志野高校の野球部のユニフォームは「NARASHINO」ではなく「NARASINO」で、Hが抜けているらしい。これまた何でだろうねw