面白いブログを書く人と会いたいか?

盛り上がってるし、個人的にメールで「どう思う?」って、意見を聞かれたのでさらっと書くよ。
ネットの人と会うことについて-おれはおまえのパパじゃない

ブログやら、ちょっと前だったら日記? テキストサイト?みたいなものをずーっと読んでると、それを書いてる人自身に興味がわいてくるってことがありますね。自分の好みの文章を書いてたり、度を超して面白いことを書き続けてたりする人だと、だんだん「いったいこの人はどんな人なのだろう」と思い始める。そしてそれが高じて、「なんかちょっと、一回会ってみたい。飲んでみたい」みたいなね。


ないんです。ない。基本的に会いたいとかビタイチ思ったことない。ずーっと書き続けてほしい、ずーっと面白いものを読ませてほしい、とは思うけど、会いたいと思わない。会っても「あ、ども……」くらいしか言うことないし……。いやそんなことないわ。「○○さんの文章、超好きなんですよ!」くらいは言うけど、別に会ってまで言うこと違うし。ネット上で言えるし。


「すぐ会う人代表」と思われている節のある私ですが、プロフィールにも「ネット人見知りなので知らない方とのコミュニケーションにドキドキするのです」と書いてある通り、案外、ネットの向こう側にいる方たちに対して、怖がりです。知らない人は、基本、コワイです。だから、知らない方と1対1で会うとか、異常にドキドキします。というか、余程のことがない限り、全く知らないのに1対1では会いません。

自分の好みの文章を書いてたり、度を超して面白いことを書き続けてたりする人

と会いたいかと言うと、「別に・・・」。単に文章が面白いだけでは、そんなに人に対しての興味は持てないんですよね。

実はトラウマもある

以前に、セミナーか何かで、知人の紹介で、某アルファブロガーの方とお話するチャンスがあったのですが、「いつも、ブログみてます」と言ったら、「ああ、どうも・・・」と言って、興味なさそーうにチラッと一瞥するやいなや、早々に立ち去られた事があって、寂しかったwww
周りに沢山人がいたので、その方は、お忙しそうでしたし、あちこちで談笑されていて、お付き合い上、沢山の方と話す必要があったのでしょう。その人が興味を持つだけの話を提供できなかった自分の魅力のなさが招いたことであって、全く持って仕方のない話ではありますけれど、やっぱり寂しい気持ちだったし、以降もその方のブログは時々拝見していますが、以降、バイアスがかかった目で見るようになったのも事実です。(心せまいなー、私wwwそんな私が悲しいよ・・・ww)


で、何が言いたいかって言うと、会うということは、その会う相手を多少なりとも楽しませる何か(興味深い話だったり、愉快な話だったり、勉強になる話だったり、中身はそれぞれですが・・・)をお土産として持っていかないとならないようなプレッシャーを伴うことでもあるというのが、私の中の共通見解だったりします。
このプレッシャーを飛び越えてまで積極的に会いたいと思うのは、実は、そんなにはない私。

友達になりたいとファンとして会いたいは別

ファンなら、基本は会わない方が夢を壊さなくていいと思う。自分の中での期待値のコントロールの問題で、期待値を上げ過ぎてる時は、うまくいかないことが多い気がする。何事も。
ちょっと興味もった程度だと、

ちょっと興味もった→どんな人か見てみたい気もする→で、会ってどうするの?→よく考えたら話すことも特にないな→盛り上がらないことこの上ないに違いない

って気がして、別に会いたいと思わないんだよね。機会があったら会ってみても面白いかなーと思ってたとしても。
結局、会うときって、行きがかり上だったり、流れでだったり、ノリだったり。で、重要なのは、「1対1じゃない」こと。何か、お互いに会話に困ったときのクッションが用意されている状態でないと会わなかったりしますね・・・。

共感大事

この人すごい!尊敬する!とか、私もいつも全く同じこと考えてる!感動した!って言うのが続くと会いたくなるかな。友達になれそうな予感がする人と思ったから会うか、会う事で何らかの大きなインスパイアを受けそうだから会うか、まあ、どっちかかなぁ。
私は、何の考えもなく会ったりするんだけど、id:ululunさんとかは、幹事をやる場合には(太字は追記)オフ会で会う予定の人のブログを見られる限り全員分見る・・・とか言ってたし、id:gothedistanceは、会う人のブログの10エントリ分くらいは大抵見てから会うとか言ってたし、ホント2人ともスゴイよ。尊敬に値する。
会うなら、尊敬できたり感動できたりする相手と、その気持ちを共有できるような経験がしたいね。うん。


まとまりないけど、そんな感じで。

追記

そうは言っても、知らない人同士でも沢山集まってワーって騒いだりするの、楽しいよ。そこから共感できる人と出会えれば、それは嬉しいことだよ。
・・・ということで、是非いらしてください。
【お誘い】BBQに来ませんか?
よろしければ。

はてブコメントをみて

id:manameさん

会う人が事前に分かっていれば最低1年分は読み返す。サシならば私は全記事読むよ。そうでもしないと私は話をもたせる自信がないから><

id:raf00さん

日記猿人時代、やっぱりオフに来る人全員の記事をチェックしていったな。

id:sentaro0525さん

オフ会じゃなくても、初めてお会いする人ならその人のことは出来るだけ知って自分との共通点を知ってからお会いすることにしている。

みんな、人と会うために、ブログ記事をみて、相手を理解する努力をされているのだなぁと、感心しました。
そこで、ちょっと考えてみたのですが、団体で会うオフ会のときは、ブログを読まなくても相手との会話の中で相手を知っていく楽しみがあって、会話もそこそこ続いて盛り上がるので、気が向いたらブログを見ることはあるかもしれないけど、実は、あまり見てない事がほとんどです。
実際、私は、初めての人とは、1対1では会わないから、そこまで頑張らなくても、大抵、そこそこ盛り上がれるし、だから読まなかったりしてしまうんだけど、でも、以前うるるんさんが「主催するオフだったら全員分必ず見る」と言ってたのだけど、自分がオフ会主催をした場合(ブログ上で募集を書けた場合)は、もしかしたら、知らない方のブログは目を通すかもしれないなぁと思ったり、1対1で会うときは、いくつかのエントリを目に通すかもしれないのかなぁ・・・とも、改めて思ったりしました。
よく考えたら、ガチで営業の仕事してたときは、取引相手と1対1とか2対1(1の方が私)とかの少数でお会いする機会をもったときは、相手先のホームページはもちろんのこと、クチコミ情報も検索し、その人(担当者)の趣味についても、話題を作るために関連情報をガンガン調べて、結構な情報武装してから会うことが多かったなぁ・・・と。
要は、相手と有意義で楽しい時間を過ごせる様に努めることが大事で、ブログを読んでいるか否かは、本質的な話ではないと思うから、別にブログを事前に「絶対読むべき」「読まないと失礼」とは、私は別に思わないけど、相手のブログを読んでから会うほうが、話を円滑に運ばせるために、とっかかりとして楽だとは思う。
でも、まなめさんの「サシならば私は全記事読む」は、スゴイ。これはスゴイ。やはり、オフ神さまは、一味どころか二味以上、違うと感服いたしました。

追記2

「良かったら会ってみない?」と、出会いをセッティングされた場合なのですが、私は、折角だからと神輿に乗って(紹介者含めて3人以上で)つい会ってしまう派です。何か楽しい祭りが待ってる気がしちゃって、ついつい行かずにはいられないんだよねぇ・・・。
私の場合は、複数で会ってから、そのとき何か感じた人と後日1対1で会うというのがセオリーです。1対1であうのもいいよね。でも、「相手を知るため」というより、「より理解を深めるため」の行為だなぁ。
ちょっとだけ例外があって、SNSとかtwitterとかブログとかメールとかで、相当1対1のやり取りしてて、そのコミュニケーションに快いものを感じたときだけは、「飲もうか!」「飲みましょう! 」と、自ら言い出す場合も、あったりします。。。
結局、「すぐに人に会いにいくブロガーとしてひとこと」で書かれているように"続くほうが稀"で"100人いたら5人ぐらいが関の山"だけど、それでもたまに遭遇する事が出来る"何度も会える人"出会いたくて出てるという事なんでしょうかね。私の場合。失望するリスクばっかり見ていたら、何にも出来ないんで。なくて元々という事で、何かを起こしたくて外へ出て行っているのです。自分の中に、ほんわりとした灯りを点す何かを探しに。