北アメリカ航空宇宙防衛司令部によるサンタ大追跡/NORAD Tracks Santa 2007

毎年、クリスマス恒例の「北アメリカ航空宇宙防衛司令部ノーラッド(NORAD)」によるサンタ追跡プロジェクトのサイトが更新されていました。
「そろそろかなー・・・?」と検索したら、ありましたありました。今年は12/1からアップされていたようです。
NORAD Tracks Santa 2007

クリスマスイブのアメリカ マウンテンタイム(《米》山岳部冬時間)午前2時より、サンタさんが世界中を旅する歴史的な光景を生中継でご覧になることができます。ノーラッドのサンタカメラが,サンタさんとトナカイがすごい速さで旅をする様子を捉えた映像を見ることができるのは、とても楽しみですね。

日本語訳サイトもあります(リンク先は日本語訳サイト)。
1958年から始まって今年で50年目になるようです。
23日までサンタは北極にいるそうですので、NORADの戦闘機による追跡が始まるのは24日の朝早くからだそうです。なお、当日は世界中からのサンタ追跡動画が配信されるそうです。
ちなみに、このイベントは、地元の店が配った「サンタさんとお話できます」というチラシの電話番号が、たまたまCONAD(NORADの前身)総指揮官のホットラインだったことがきっかけで始まったそうです。

なぜサンタさんを追跡するの?
ノーラッドとその先任者、中央防衛航空軍基地(CONAD)は50年以上もサンタさんの追跡をしています。この伝統は、サンタさんとお話が出来ると宣伝したコロラドスプリングスのRoebuck&Co.店が、広告に間違ったホットラインの電話番号を載せてしまったことから始まりました。サンタさんにつながるはずの電話は、CONAD司令長官のホットラインにつながってしまいました。指令長官のハリー・シャウプ大佐は、サンタさんが北極から南へ向かった形跡があるか彼の部下にレーダーで調べさせました。すると、本当にサンタさんがいた形跡があったのです。電話をした子供たちは、サンタさんの居場所の最新情報を貰いました。このようにして、この伝統が始まったのです。シャウプ大佐のこの体験のお話しを聞きたい方はここをクリックしてください。1958年、カナダ、アメリカ合衆国両政府は、北米航空宇宙防衛司令部、ノーラッド、と呼ばれる共同防衛空軍基地を北米大陸に設立しました。ノーラッドはその後、サンタさん追跡の伝統を受け継いできました。
それ以来、ノーラッドで働くカナダとアメリカの人々が個人的に子供たちからの電話に応答しています。

NORAD Tracks Santa 2007/なぜサンタさんを追跡するの?より

ちなみに、今年はgoogleもこのイベントに参加するそうです。
Googleがサンタ追跡プロジェクトに参加/海外速報部ログ(ITmedia海外速報部)

毎年恒例のNORAD(北米航空宇宙防衛司令部)のサンタ追跡プロジェクトですが、今年はGoogleも参加します。
Google MapsGoogle EarthiGoogleYouTubeといったGoogleの技術を使ってサンタを追跡できるとか。NORAD Tracks Santa iGoogleガジェットも配布しています。

グーグル・アースでサンタを追跡/WIRED VISION

Google社は、北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)がクリスマスイブの24日から行なう恒例イベント「サンタクロースの追跡」に協力する。
半世紀以上続くクリスマス恒例行事で、Google社の3D地図ソフト「Google Earth」でもサンタの動きを確認できるようにする。
サイトでは、「サンタとトナカイが世界中を旅する様子」を、“リアルタイム”にアニメーションで見せる。これに合わせてGoogle社は、カスタマイズ版ホームページ「iグーグル」に組み込める専用ガジェット(ミニプログラム)をダウンロード提供するほか、Google Earth用に、サンタを3Dで追跡できるkmz形式ファイルを提供する予定。

例年より更にパワーアップした、NORAD Tracks Santa 2007。今年は、是非少しでもサイトから覗いてみてみたいものです。